マーケティングおよび消費者行動に関する調査?研究[担当:奥瀬 喜之]
ゼミナール名称 | 奥瀬喜之ゼミナール |
研究テーマ | 商品企画とマーケティングおよび消費者行動に関する調査?研究
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ゼミナール所属 | 商学部マーケティング学科 |
学習内容 | マーケティングや消費者行動の理論を学び、商品企画グループワークと、マーケティングおよび消費者行動に関する実証研究(調査データを論拠とした研究)を行います。
【2年次】 マーケティング?消費者行動及び統計解析ソフトウェア(SPSS, R)の学習とグループワークを中心に行います。2023年度からは北海道の研究機関である北海道立総合研究機構様ならびにリサイクル企業であるマテック様から課されたアップサイクル商品企画提案課題に取り組んでいます。2024年度はその他に、2年生が本田技研工業様のアップサイクル商品企画、3年生が東武鉄道様のアプリプロモーション企画の提案課題に取り組みました。 【3年次】 全国の大学のゼミが参加する商品企画コンテストである「Student Innovation College(Sカレ)」(https://s-colle.ws.hosei.ac.jp/)に参加します。Sカレでテーマ課題1位になった場合は、テーマ課題提供企業の協力のもと、さらに1年間かけて実際の商品化に向けて4年次の秋まで取り組んでいくことになります。 【4年次】 10月に開催される日本マーケティング学会(https://www.j-mac.or.jp/)の全国大会でグループ研究の発表(ポスター発表もしくは口頭発表)を行い、論文としてまとめます。個人での卒業論文の執筆も認めています。(日本マーケティング学会には全学年全員で参加し、企業の事例や研究発表を聴講します。) |
ゼミ生の人数 | 4年生8名、3年生6名(2025年4月時点) |
開講日時など | 2年生:木曜5限(後期のみ)、3年生:木曜4限、4年生:木曜2限 |
卒業論文?卒業研究 | 日本マーケティング学会の全国大会で報告するグループ研究もしくは個人研究を、卒業論文としてまとめます。卒業論文はゼミ論集としてまとめます。 |
サブゼミナール | 本ゼミだけでは時間が足りないので、サブゼミを行います(サブゼミの時間は相談して決定します。)Sカレの活動など、グループワークはサブゼミとして行います。 |
ゼミナール合宿 | 春合宿(原則2年生のみ、3?4年生は任意。札幌にて研究機関、企業の方々にグループワークの発表を行います。)
夏合宿(2?3?4年生。それぞれのプレゼンテーションやグループワークを通して、親睦を深めます。) |
対外活動など | その他、以下の活動を行うことがあります。
?合同ゼミ(他大学などのゼミと合同ゼミを行うことがあります。) ?ゲストスピーカーによる講演(最近では、資生堂、伊藤園、東北新社に勤務しているゼミOG、桃谷順天館の方にゲストスピーカーとしてお越し頂きました。) ?企業訪問(2023年度から毎年、マーケティングリサーチ会社であるクロス?マーケティングを訪問しています。) ?ご飯会 ?ゼミフェス(夏季休暇中に行われる現役ゼミ生の研究発表会。OBOGにも公開しています。) |
OB?OGの進路 | 小売、卸売、製造、金融、広告業、情報関連、市場調査など、就職先は人それぞれで、多岐に亘っています。 |
OB?OG会 | 同じ代、近い代で時々集まっています。OBOGの近況を聴かせてもらって、私自身も大いに刺激にさせてもらっています。 |
教員紹介 | 都内の大学院で博士課程の2年目まで過ごし、北海道の小樽商科大学という国立大学で3年間、研究助手をした後、2002年に専修大学に着任しました。消費者の一連の行動について、消費者行動研究の理論と統計的な手法を用いて研究しています(特に価格設定に関する研究とマーケティングリサーチ手法に関する研究を行っています。)最近は忙しくなってきましたが、めげずに研究を続けていこうと思います。
今改めて自分の学生時代を振り返ると、ゼミを含む学業ばかりでなく、部活動、アルバイトから得たものも少なくなかったように思います。部活動は体育会の陸上競技部に所属していました。箱根駅伝予選会に出場したり、100kmのレースを完走したり、……ともかく馬鹿みたいに体力がありました。また、大学図書館や計算機センターのインストラクター、塾講師のアルバイトの経験は、現在の「教える」という仕事につながっている気もします。 それなりに忙しかったですが、30年経って振り返っても、充実したそこそこ密度の濃い学生時代だったかなと思っています。皆さんも同じような思いで大学を卒業してもらえたらと思います。 奥瀬 喜之[研究者情報システムへ] |
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その他 | これまでのゼミの活動による主な成果(受賞したものなど)は下記の通りです。いずれもゼミ生たちのたゆまない努力によるものです。
2003年度:SPSS OPENHOUSE研究奨励賞にてポスターセッション論文に選出。 2006年度:『日経広告研究所報』に論文(学生論文)掲載。 2009年度-2011年度:3年連続でベースボールビジネスアワードにて優秀賞受賞。 2010年度:関東10ゼミ討論会(現在の関東学生マーケティング大会)にて優秀賞、論文賞受賞。 2011年度:神奈川産学チャレンジプログラムにて優秀賞。 2015年度:鎌倉市まちづくりプランコンテスト優秀賞。 2016年度:Student Innovation College(Sカレ)「枡技術商品」部門1位、毎日新聞社賞。 2018年度:Student Innovation College(Sカレ)「介護福祉に役立つマグネット」部門、コンセプト1位、「パチッと止めようクリップで!」部門1位。 2019年度:専修大学学内懸賞論文コンクール鳳賞(最優秀賞)、優秀賞。Student Innovation College(Sカレ)「介護福祉に役立つマグネット」部門、「簡単設置の避難所ブース」部門でコンセプト1位。 2020年度:専修大学SDGsチャレンジプログラムにて学長賞、校友会長賞、育友会長賞。 2021年度:大戸屋マーケティングイノベーションカレッジにて優秀賞受賞。Readyforにてクラウドファンディングを実施、目標金額達成。Student Innovation College(Sカレ)「長期型避難自粛ケア商品」部門にて防災グッズ「かくしてほせるん」がコンセプト1位、部門1位。 2022年度:DHCオンラインショップより「かくしてほせるん」発売。Student Innovation College(Sカレ)「地球が笑顔になる通販配送箱」部門にて「ミステラBOX」がコンセプト1位。 2023年度:日本マーケティング学会カンファレンス2023(於:法政大学)にてポスターセッション発表。 これらの成果を受けて、2006、2009、2010、2011、2019、2020年度、商学部学部長賞、2011、2015、2016、2018、2019、2020、2021、2022年度、商学部学部長奨励賞、2016、2022、2023年度、専修大学育友会奨励賞を受賞しています。 |

発表(ポスター発表)

(北海道立総合研究機構にて)

(東武鉄道本社にて)


[2025年2月更新]