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公共政策ゼミナール[担当:鈴木 潔]

ゼミナール名称公共政策ゼミナール
研究テーマ公共政策の制度と実態の研究
ゼミナール所属法学部政治学科
学習内容現代の公共政策は、防災政策、福祉政策、地域振興政策など多岐にわたっています。このゼミの特徴は、一人ひとりの学生さんが興味関心をもつ政策分野を自由に選択して、問題の所在と解決策について自ら調べ、深く考えるところにあります。その際に重要なことは、幅広く文献?資料を集めて読み込み、公共政策の「制度」をきちんと理解すること、そして公共政策が現場でどのように運用されているかという「実態」を把握することです。本を読むことだけが学修ではありません。公共政策の現場に足を運び、市民や行政実務家の話に耳を傾けることも大きな刺激になります。
ゼミの具体的な進め方は次のとおりです。3年次は文献講読を通じて公共政策に関する基礎的知識を習得すること、また、口頭発表やディベートのスキルを高めることが学修の中心です。4年次には、3年次の学修を踏まえて、卒業論文の作成に取り組みます。
ゼミ生の人数男性14人、女性6人
開講日時など毎週金曜日5限
卒業論文?卒業研究4年生は全員、卒業論文を執筆します。卒業論文は毎年、卒業論集として刊行されます。
ゼミナール合宿公共政策の現場を知るため、夏休みに現地調査を兼ねた2泊3日のゼミナール合宿を実施します。過去には熊本県、兵庫県、広島県、島根県、福岡県で調査合宿を行いました。現地調査先の選定にあたっては、なるべく首都圏を離れた地方圏の自治体に足を運び、首都圏の暮らしからは想像ができないような地方圏の過疎化?少子化の実情を把握したいと考えています。
OB?OGの進路
民間企業のほか、市および特別区、県、外務省、法務省、厚生労働省、防衛省、国税庁など
教員紹介鈴木 潔(すずき?きよし)
広島県三原市生まれ。明治大学大学院政治経済学研究科修了。博士(政治学)。
財団法人日本都市センター主任研究員、聖学院大学政治経済学部准教授などを経て、専修大学法学部教授。
社会活動としては、公益財団法人まちみらい千代田評議員会会長、千代田区退職管理委員会委員などを務める。
専門は行政学、公共政策。
著書に、『多機関連携の行政学』、『広域連携の未来を探る』、『強制する法務?争う法務』など。

鈴木 潔[専修大学研究者情報システム]
1572947188286▲自治体職員による講義の様子
1572947188417▲現地調査の様子
(公益財団法人くまもと水財団へ取材)
1572947188011▲ゼミ合宿の様子(姫路城)
[2025年3月掲載]