【情報電子工学科】学生が4年間の成長と卒業研究を語る

　今回、広報担当者が佐々木さんにインタビューを行い、情報電子工学科での学びや卒業研究の内容、就職活動を振り返っての心境などについてお聞きしました！

石巻専修大学に入学を決意したきっかけを教えてください。

高校時代は普通科に在籍していましたが、当時から情報系?理系の学びが気になっていました。
元々は県立大学への進学を希望していた部分もありましたが、当時の高校の先生から薦めてもらった大学の1つが石巻専修大学でした。
それがきっかけで、自分自身で石巻専修大学を調べた時に、希望していた情報系?理系の学びが充実していた他、東日本大震災で被災した時に、被災者の支援に力を入れていた大学だったことも知りました。
高校時代に被災地でのボランティアを行っていたこともあり、石巻専修大学に入学したいと思うようになりました。

大学に入学したばかりの頃はどんな学生でしたか。

入学当時は山形県から石巻に来たので、知り合いが誰もいない状態でした。
そこで、友達を作ろうと同じ学科やサークル（学生会：3年次には学生会副会長を担当）の学生に積極的に声をかけようと明るく振舞っていたと思います。

これまでの4年間で力を入れて学修してきたことを教えてください。

数学関係の学びには力を入れて取り組みました。
高校時代の数学の知識だけでは、数学の授業についていくことができませんでした。そのため、同級生にわからない部分を教えてもらうなど、数学の勉強には熱心に取り組みました。

現在取り組んでいる卒業研究のテーマ、内容について教えてください。

取り組んでいる研究テーマは『Pepperの音声合成システムについて』です。
佐々木准教授の研究室に所属しており、Pepperを活用した研究に取り組んでいます。
東北のご当地キャラクターの音声でPepperが話したら、もっと親しみやすいのでは？と思ったのがきっかけで、複数のPepperを音声で差別化、区別できたら面白そうだと思いました。
現在は、テキストを読み上げるツールをPepperに組み合わせることで、Pepperの音声を様々なキャラクターなどの声に置き換えて発声できるのではないかと思い、実験を進めています。
現在の進捗状況は5割程度ですが、大きな課題に直面しているところです。この課題を解決し、卒業までにしっかりと研究成果としてまとめることができるよう、試行錯誤しながら取り組んでいます。

情報電子工学科の学びは非常に専門的なイメージがありますが、工業系の高校出身の生徒でなければ学習についていけないといったことはありましたか？

私自身、工業系の高校出身ではなく、勉強も苦手でした。

そんな私でも、1つ1つですが、専門的知識を積み上げていくことができています。

「工業系高校出身」、「専門的な基礎知識が必要」ということはありません。

4年間で成長を実感している部分を教えてください。

1番成長を実感している部分は『コミュニケーション能力』の成長です。
学生会に所属したことで、様々な人と出会い、接する機会がありました。
また、力を入れて学んだ数学、IT関係に関する専門的な知識を深めることができたと実感しています。

「就職活動」や「卒業後の進路」を意識したのはどのくらいの時期ですか？

上級学年になるまで、なかなか卒業後の進路をイメージすることができませんでした。
3年次に参加した石巻専修大学主催の合同企業説明会で（株）ユアテックの説明を聞きました。その時に、（株）ユアテックでは地域貢献ができる企業だと聞き、魅力を感じました。

就職活動を振り返っての感想を教えてください。

情報電子工学科で、学生の進路支援を担当している本田 秀樹教授から（株）ユアテックの学内推薦のことを聞き、受験したい希望を伝えました。
採用スケジュールが早かったことで、準備期間が短く、エントリーシートの作成や面接対策などは苦労しましたが、佐々木准教授や進路支援室の熱心なサポートのおかけで、希望の企業から内定をいただくことができました！

石巻専修大学と他大学を比較した時、ここはすごくいいなと感じる部分について教えてください。

先生の人数が非常に多い点です。自分が学びたい分野、興味がある分野の先生が必ず見つかると思います。

また、先生に相談しやすい環境が整っている点も魅力的です。研究の面はもちろん、卒業後の進路のことも相談しやすい環境が整っています！

進学を考えている高校生に一言お願いします。

石巻専修大学の情報電子工学科では、幅広く情報系の知識を深めることができ、興味がある分野を見つけることができます。
すごくやりがい、学び甲斐がある学科です！
情報系に興味がある生徒にとっては、とてもオススメの学科です！