2021.11.01 Mon
人間文化学科トピックス一覧
【人間文化学科】社会教育実習を終えて~学生レポート
10月14日(木)から16日(土)までの3日間、人間文化学科の4年次生が石巻中央公民館などで社会教育実習を行い、社会教育主事課程で学修した知識を現場でいかしました。


実習を行ったのは、人間学部人間文化学科4年次の奥山泰玄さん、金野爽一さん、千葉大樹さん、平井絵莉奈さん。4人は、石巻市内の公民館などで利用者とのふれあいや体験を通して、公民館事業や社会教育施設の役割等を学びました。
実習の様子を奥山さんと金野さんがレポートしてくれました。
10月14日(木)
「折り紙の実践」
折りづるの会の皆さんから折り方を丁寧に教えていただきました。10月15日(金)
「実習?ふれあいタイム」家庭教育支援チーム「いしっこクラブ」での活動
1日目に製作したペープサートを使って劇をしました。シナリオや配役も自分たちで考えて行い、アドリブを混ぜながら行いました。
「石巻市内公民館訪問」
各公民館の特徴や課題の違いを知ることができました。
各公民館の特徴や課題の違いを知ることができました。


10月16日(土)
少年教室「カヌーに挑戦」小学生と一緒にカヌーを体験しました。


【学生のコメント】
奥山 泰玄さん(人間学部人間文化学科4年次?秋田県横手清陵学院高校出身)さまざまな団体やさまざまな年齢層の方と交流し、実際に体験してみなければわからないことを知ることができました。社会人になっても学び続けることの楽しさを実感できた、やりがいのある3日間でした。
経験豊富な公民館職員の方と間近に接しながら、公民館の役割や存在意義を理解することもできました。
地域によって公民館が抱える課題に違いがあることも興味深く、地元(秋田)の公民館についても調べてみたいと思っています。
金野 爽一さん(人間学部人間文化学科4年次?宮城県石巻高校出身)
ペープサート劇や音楽で子どもたちが活発になってくれたのがうれしかったです。
3日間の実習で生涯学習活動の魅力を知り、これまで自分で気が付かなかった興味を掘り出すことができました。公民館利用者の高齢化や固定化など、現状の課題も知り、もっと多くの人に利用してもらいたいと強く思いました。
これからは地域の一員として、自分の得意なことを生かして地域のために貢献できる方法を考えてみたいです。
【担当教員のコメント】
人間学部人間文化学科 社会教育学研究室 杉浦ちなみ講師
社会教育主事は、学校とはまた異なる、子どもから大人までの学びを支える仕事です。
本実習では、この社会教育主事に必要となる基本的な知識を社会教育施設などの実地で学びます。
さまざまな方々との出会いを通してたくさんの刺激をいただきました。実習後の授業で実習生は、印象に残ったことを語り出して、とまらない勢いでした。語り尽くせぬほどの学びを得たことが晴れやかな表情から伝わってきました。
実習でお世話になりました皆様に心から感謝申し上げます。