【経営学科】内定者の声《公務員》?４年間の大学生活を語る

「入学後、偶然の出会いが自分の意識を変えるきっかけに」
４年間の学修成果を発揮し、見事、石巻市役所（公務員）に内定した服部謙伸さん（経営学部経営学科４年次?宮城県泉館山高校出身）に４年間の大学生活を振り返ってもらいました。

▲石巻市役所に内定した服部さん

??入学した頃??
石巻専修大学に入学したきっかけを教えてください。
高校時代は農業経営に関心があり、農業経済学を学びたいと希望していました。理系と文系の両方に興味があったので、文理融合の本学なら学べる機会があると考えました。

大学に入学したばかりの頃はどんな学生でしたか？
自分が夢中になれるものを模索していました。
入学当初は、大きな目標がなかったので何かひとつ自分が真剣に取り組めるものを探していました。

そのような気持ちで過ごしていた頃、新入生オリエンテーションセミナーで同じ班になった友人が自分を変えるきっかけをくれました。
彼は、モチベーションが高く、将来の目標に向かって資格取得の勉強を始めていました。友人との会話から気づくことが多く、自分も実力を試すような試験にチャレンジしたいという前向きな気持ちになりました。

今の自分から見て入学した頃と変わったと感じる点は？
友人の影響で変わったところは様々あります。
大学の受験勉強は、かなり力を抜いたので、入学した頃は、自分の逃げる癖を直したいと思っていました。今は、それを克服することができました。
答えがわからなくてモヤモヤする時は、一度立ち止まって考えるようにもなりました。興味があることや、気になることがあれば調べてすっきりする。新しい知識を学んで知見を広める。これを繰り返すうちにだいぶ視野が広がったと感じています。

学業以外で力を入れて取り組んだことがあれば教えてください。
台湾旅行をしたかったので、インターナショナル愛好会に所属したり中国語のＨＳＫも受験したり、語学には力を入れました。

▲切磋琢磨できる友人と出会えました

??就活について??
4年間で一番力を入れて取り組んだことを教えてください。
就職活動です。
３年次の春から合同説明会に参加し企業にエントリーしました。その時は将来の方向性が定まっていなかったので、業界研究にも力を入れていました。
多くの業界や企業を知れば知るほど、自分は、企業が求める人物像にマッチしていないのでは、と不安になり、自信をもって自分をアピールする強みをつけるために公務員試験にチャレンジしました。。

公務員試験の勉強はいつごろから始めましたか？
３年次の終わり、３月頃から本格的にスタートしました。
勉強時間は、1日１０時間から１２時間くらい、6月頃まで約３か月続けました。
友人と一緒に通信講座で勉強しました。その友人と切磋琢磨したおかげで合格できたと思っています。自分ひとりだったら厳しかったです。

石巻市役所を選んだ理由は？
石巻は、４年間過ごしてきたところなので愛着がありますし、自然が豊かなところに魅力を感じています。海も山もあるので、アクティブな仕事にも挑戦できるのではないかと思いました。

就職活動を振り返って苦労した点を教えてください。
自己分析が難しかったです。
面接で自己ＰＲが苦手で、どう強みを伝えたらいいのかわからなかったので、自分の長所や短所などを家族や友人などから聞き、客観的な評価を参考にしました。

面接で自分の強みとして伝えた点は？
高校時代に登山部の部長をした時のエピソードから、他の人に対して気配りができる点、思いやりをもって接することができる点をアピールしました。

卒業後の目標を教えてください。
以前から興味があった自然、環境保全に関する知識や大学の授業で学んだ観光学の知識をいかして、多くの方の役に立てる人材に成長し、石巻をより良いまちにしたいと考えています。

所属している湊信吾ゼミについて教えてください。
2年次の時、IT業界への就職を見据えて、プログラミングについて深く学べる実践情報処理研究室（湊ゼミ）を選択しました。
ゼミでは、プログラミング言語Ｒを使って、大リーグ選手の打率データの分析や足球365比分_365体育投注-直播*官网のPCR検査の陽性者の７日間の移動データを使って感染状況を視覚化するなど、データの見える化について研究しています。
自分がプログラミングしたものが想像通りに動いた時には、心地よい達成感があり、やりがいを感じます。

最後に、高校生に対して、石巻専修大学の魅力をお願いします！
石巻専修大学は自分の時間が持てる大学です。自分の好きなことに集中できる時間と環境があります。
経営学部は経営学や経済学だけでなく観光学やプログラミングなど幅広い分野を学ぶことができます。
また、面倒見が良いのも魅力だと思います。履修状況やガイダンス日程など、1人ひとりに通知してもらえてありがたかったです。
大学時代の出会いは、就活だけでなく将来の人生にも深く関わります。私は、じっくり長く付き合えるよき友人と出会うことができました。
ぜひ入学して多くの出会いを経験してください。

【指導教員?湊　信吾教授からのメッセージ】
服部君はゼミでのプログラム開発を通して時間管理、データサイエンスの視点からデータを「見える化」する方法を習得したので、多忙な地方行政の仕事もサクッとこなしていけると思います。期待しています。

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