【経営学科】内定者の声《公務員》?４年間の大学生活を語る

石巻市職員になり誰かの役に立ちたいという意志で、4年間、資格取得やサークル活動などに取り組んできた渋谷祐気さん（４年次?宮城県石巻商業高校出身）。入学当初から目指してきた石巻市職員（公務員）になる夢を現実にした渋谷さんにこれまでの大学生活を振り返ってもらいました。

▲石巻市役所に内定した渋谷さん

●入学したばかりの頃はどんな学生でしたか？
入学したばかりの頃は、人とうまくしゃべれるような学生ではありませんでした。
大学生活を高校生活の延長のように考えていたので、勉強に対する意欲が低く、自分から勉強しようという気持ちはなかったです。

●入学した頃と現在で変化があった場合、どんなことがきっかけで変わりましたか？
３年次から岡野知子ゼミナールに所属し、ゼミ活動をすることで学習意欲が高まり、人前で話すことにも慣れたように感じます。
岡野ゼミは、他大学の学生とシンポジウムを行ったり、いしのまき政策コンテストへの参加したりなどの実践の場が多く、自分で調べてプレゼンする機会が非常に多かったので、その経験が自分を変えるきっかけになりました。

▲ゼミ活動で成長できました

▲教えることで理解が深まりました

●学業以外で力を入れて取り組んだことがあれば教えてください。
サークル活動と資格取得です。
サークル活動は、「石鳳会計研究会」の代表を務めました。サークルでは、ただひたすら簿記の勉強をするのではなく、学生が学生に簿記を教えることで相手に伝わりやすい表現、考える力などさまざまな力を身につけられるように学び合いました。
資格取得の面では、中小企業BANTO認定試験、地方公会計、農業簿記検定を取得しました。現在は行政書士の取得を目指しています。

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▲いしのまき政策コンテストでの発表の様子

●4年間で一番力を入れて取り組んだことや成長を実感している部分を教えてください。

4年間で成長を実感している点は、プレゼン能力と調べる力がついたことだと思います。ゼミナール活動を通して大きく成長できました。

就職について

●「就職活動」を開始したのはどのくらいの時期ですか？
就職活動は３年次の６月頃から開始しました。この時期は合同企業説明会が多く開催されていたので、いち早く選考会に進めるように意識していました。

●企業はどのように選びましたか？
人の生活に大きくかかわる分野、これから成長しそうな業界を前提に、研修制度がどれだけ充実しているかを重要視して選びました。

●就職活動を振り返って苦労した点を教えてください。
「言葉づかい」が一番苦労しました。普段使っている言葉が正しい言葉づかいでないと無意識に相手に失礼なことを言ってしまう可能性があるので、早い段階から正しい言葉遣いをするように気を付けました。

●就職活動での自分の強みと感じるところは？
ゼミナールやサークル活動、資格取得などで様々な経験をしたことが強みです。
資格取得という成功体験だけではなく、ゼミ長?サークル長としての成功体験や失敗談が多くあるため、そこから何を学べたのかというのを明確に話すことができるというのは大きな強みになったと感じています。

●卒業後の目標を教えてください。
石巻市役所の職員として学びを継続し「この人なら安心して任せられる」という大人になることを目標にしています。

▲指導教授の岡野先生（左）

●所属の研究室とゼミを選んだ理由を教えてください。
高校の先生に「岡野先生という会計を教えている先生がいるから」と教えていただいたのがきっかけでした。石巻市役所への就職を見据えて、税と会計の専門知識をつけたいと思っていたので岡野ゼミに決めました。

●卒業研究のテーマと内容を教えてください。
「中小企業?小規模事業者における補助金の付き合い方」を卒業研究のテーマに選びました。補助金の活用方法について事例を挙げながら研究を進めています。

●最後に、石巻専修大学の魅力をお願いします！
自然豊かで良い環境の中で勉強できるところが魅力です。
分からないところをすぐ先生に質問できる距離感も魅力的だと思います。丁寧に教えてくれる先生が多いので、勉強しようと思えばいくらでも吸収できます。
大学で「何かやりたい」「学生らしいことをしたい」と考えている人に資格取得はおすすめです。

【指導教員?岡野知子教授からのメッセージ】

渋谷君は本当に研究熱心な学生でした。
入学と同時にコロナ禍で、オンライン授業。２年生から彼の快進撃が始まりました。
チャンスを逃さず、さまざまなことにチャレンジし多くの成果を上げました。
４月からは学生時代に得た力を地域貢献に生かし、未来の石巻のために尽力してくれることと思います。

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