2024.03.18 Mon
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【経営学科】庄子ゼミ主催「竹こもれびナイト2024」(活動報告)

足球365比分_365体育投注-直播*官网6年3月9日(土)、経営学部経営学科の庄子真岐ゼミナール(ゼミ生31人)が石巻市中央の石巻市かわまち交流センターかわべいを会場に「竹こもれびナイト2024」を開催しました。

竹灯篭 ▲6回目開催の竹こもれびナイト 
鎮魂2▲鎮魂の想い?復興への想いを込めて
庄子ゼミでは、2018年から東日本大震災で亡くなられた方々への鎮魂の想いと魅力的なまちづくりを経て復興し続ける石巻の今を伝える「竹こもれびナイト」を実施しています。6回目となる今回のテーマは「想いの竹」。「今生きていることは当たり前ではない。日日に感謝して前を向いて歩いてほしい」という想いを込めました。
受付▲ゼミ生31人のアイデアあふれる企画
ワークショップ▲好評だった竹灯籠づくり
当日は小雪舞う寒い日だったにも関わらず、約100人が来場。竹や新聞紙を使ったワークショップや防災クイズなど、ゼミ生のアイデアを集結したさまざまな企画を体験しました。
夕方には竹灯籠にあかりが灯され、18時にかわべい館内の電灯が全て消されると会場はさらに幻想的な雰囲気に包まれました。
鎮魂1
在学生
在学生2
かわべい2階に設けた「語り合いサロン」には、庄子ゼミ卒業生の佐藤ゆりかさんが東日本大震災当時に書いた詩を書道家が書き起こした作品も展示しました。
佐藤さん作品5:7▲「語り合いサロン」に飾られた佐藤さんの作品
卒業生5:7▲多くの卒業生も駆けつけてくれました
【庄子ゼミ生のコメント】
畠山 汐織さん (3年次?宮城県仙台三桜高校出身)
今年も無事に竹こもれびナイトを開催することができました。寒い中、たくさんの方にお越しいただき、みなさんの笑顔を見ることができてとても嬉しかったです。防災クイズラリー?防災クイズ釣りといった企画では、楽しみながら防災について学んでくださいました。今後も防災について学びを深めて欲しいです。
このイベントが少しでも震災から前を向くきっかけとなっていたら嬉しいです。
改めて、竹こもれびナイト2024に関わってくださった全ての方に感謝申し上げます。

品川 美香さん(3年次?宮城県石巻市立桜坂高校出身)

今回は「防災」というところに視点を置き、3か月以上前からゼミ生一丸となって準備を進めてきました。東日本大震災から13年という月日が経ちますが、今私たちができる精一杯の想いをこのイベントを通して、皆様には実感して頂けたと思います。
準備期間中には、熱量の差が生まれてしまい、うまく物事が進まないこともありましたが、最終的に今年も竹こもれびナイト2024を無事終了できたこと、とても嬉しく思います。
改めて、庄子先生をはじめ、このイベントに関わってくださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
■ゼミ生が企画した体験コーナーの一部を紹介。
絵とうろう▲絵灯ろうづくり 
防災釣りゲーム ▲防災クイズ釣り
新聞 ▲非常時に役立つグッズ制作
ジェスチャーゲーム▲ジェスチャーゲーム
焚火▲焚火を囲んで語り合いました

■2月20日(火)には、本学演習林で竹灯籠に使用する竹を伐採しました。
竹刈り3
竹刈り2
竹刈り1
※庄子ゼミの活動の様子は、Facebook、Instagramからも確認できます。
<開催概要>
 日時/足球365比分_365体育投注-直播*官网6年3月9日(土) 13:00~19:00
 場所/石巻市かわまち交流センター(かわべい)、石巻市かわまち交流広場
 主催/庄子真岐ゼミナール (経営学部経営学科:ゼミナールⅠ?Ⅲ)
 共催/一般社団法人 石巻観光協会
 協力/株式会社街づくりまんぼう
 
 ※庄子ゼミナール
庄子ゼミナールでは、これまで学んできた観光まちづくりに関する知識をもとに個人の研究テーマを設定し、調査やゼミでの議論を重ねた成果を卒業論文としてとりまとめていくことを目的としています。今、まちづくりで求められているのは、事業やプロジェクトを立ち上げ、実践できる「プレイヤー」です。「観光まちづくり」のあり方を体系的(理論と実践)に学び、様々な主体をマネジメントできる能力、マーケティング能力を身に付けます。
 
※本事業について
東日本大震災で亡くなられた方々への鎮魂の想いと魅力的なまちづくりを経て復興し続ける石巻の今を伝える企画としてイベントを開催しました。震災後整備された施設を活用し、住民である学生?教職員、この地域を訪れた人々と、石巻の輝かしい未来を語り合う「きっかけ」を作るイベントです。