図書館ボランティア「Compass」
川崎市立多摩図書館の特集展示に協力　
大学生目線でおすすめの本を紹介

川崎市立多摩図書館で開催中の特集展示に、専修大学図書館ボランティア「Compass」が協力した。
特集テーマは「大学生がおすすめする――夏休みは図書館で涼みませんか――」。昨年に続き多摩図書館から協力を依頼されたCompassのメンバーは、1カ月かけて約100冊の本を選び、オリジナルのPOPを作成。図書館利用者に大学生目線で作品の魅力を紹介している。期間は８月31日まで。

横5列、縦3段の展示棚には、メンバーが選んだ多彩な本が並ぶ。気軽に手に取れる娯楽小説から硬派な学術書まで多岐にわたり、幅広い年代が楽しめる構成になっている。カラフルなPOPもすべて手作りで、「幸せに生きるためのヒントをくれる一冊です」など、メンバーそれぞれの思いが込められている。

Compassには現在、35人が所属。展示、館内整備、業務サポートの3班に分かれ、神田?生田両キャンパスの図書館で活動している。今回の特集展示に向けて、8月2日に多摩図書館で、展示班の4人が本の陳列と飾りつけを行った。展示班リーダーの大森美桜さん（文3）は「今年の夏は暑さが厳しく、コロナの猛威も続いている。夏休みは涼しい自宅や図書館でじっくり読書をして過ごすのもおすすめ」と話している。